vol.54 “ある日。僕はアンドロイドに出会った。第一章 黒春時代”

syohei 71

薄っすらと目を開ける。

休日だと言うのに、カーテンからのぞいた太陽は僕を起こそうとする。

(まだ、眠たいんだって)

それでも、太陽は照らし続ける。

朝がきて、昼がきて、夜がくる。

そして、また朝がくる…

今日はどんなワクワクが待ってるのだろう。

心が純粋な人は、ちょっとした喜びや楽しみを感じることができる。

親の教育が良かったから?正直だから?

それともただポジティブだから?

僕にはわからない。

今日も、また長い一日が始まってしまった。

――――――――――――――――――――

電車の中は、相変わらず仕事を楽しんでいるとは言えない雰囲気を出している。僕ももう少しであんな感じになるのかと思うと、嫌になる。

仕事は、お金を稼ぐために働くこと。お客さんのために安全で安心なサービスやモノ・ことを提供する。それが社会を動かしている。なんてつまんない理由だ。

サラリーマンは、作業人のように毎日同じ操作を繰り返してるのだろう。上司から文句を言われながらも、黙って成長していく。まるで、ロボットのようだ。

ふと目をそらすと、すらっとした顔立ちでずっと窓の外を見ている女性が立っていた。落ち着いた大人の服装でいかにも仕事ができ、毎日楽しんでるのだろう。

しかし、女性の瞳にはまるで何かに閉じこまれているように寂しそうに感じた。瞬き一つしないその瞳は、ずっと考え事をしているようで遠くを見ていた。

僕と同じように悩んでいるが、何故か全く別の悩みを抱えてるように思えた。どうしてだろう。それでも、僕とその女性は、同じモノを持っている気がした。

その女性が見る景色は…

僕が見える景色とどう違うのだろう。

71 thoughts on “vol.54 “ある日。僕はアンドロイドに出会った。第一章 黒春時代”

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