vol.53 “ある日、僕はアンドロイドに出会った”第1章 黒春時代

syohei 46

夜、真っ暗な世界が僕を守り続ける。

暗闇の中照らす自転車のライトは今にも消えそうだ。

「(、はぁ…)」

聞えないため息を吐いた。

(今日は、楽しかったのかな)

昔、母に寝る前に言われてたことを思い浮かぶ。

(…ちくしょっ、何を考えているんだ、、)

幼いころの楽しかった思い出を今と照らし合わせる。

(いつから、楽しくなくなった、、なんで…)

ハンドルを握る手には、切り裂くような冷たい風が当たる。

ペダルを漕ぐ足を加速させ、猛スピードで家に向かう。

夜空には、月も星もなく、ただ雲が一つある。

戦争もなく、事故もなく、平和な毎日。

繰り返される毎日はうんざりするほど退屈で、暇だった。

そう、彼女に出会うまでは…

――――――――――――――――――――

地元から理系の私立大学に通い3年。

喋れる友達は、一週間に一回、一緒の最寄り駅まで帰る同じ授業のO君だけだ。賢く大人しいO君は、あまり自分から話してくれない。

いや、話すことはいっぱいあるとおもうが、恐らく、僕の雰囲気がそうしてるのであろう。でも、テストのプリント貸してくれたりしてバカな私を助けてくれる。

最近はジムに行っている。ジムと聞くと、マッチョでムキムキでパリピなイメージを持つかもしれないが、決してそうではない。

ろくに体も動かしてないので、なまった生活スタイルをシャキッとしようと半年前から始めた。それで、何か変わると思ったが、何も変わらない。。でも少しだけ鍛えていることは誰にも秘密。

そもそもジムを通っている理由が、初対面の人に何してるんですか?と言われるのが怖いからだ。「ジムに行っている」と言えるように、なんとか頑張っていっる。

もし、ジムに行っていなかったら、何も言えない。バイトもなし、サークルはもう幽霊部員で部長からひどく嫌われているみたいだ。行きたくない。

成績不良。僕は不良になった覚えはないが、不良と言われたのだ。大学生になれば変わると信じてた。大人っぽく、お洒落して、彼女もできて、毎日が楽しくなる。そう思い込んでいた。

変われる!そう思っていたのに….現実は僕を裏切り、現実は僕から離した。思い浮かぶのは、楽しかった思い出から後悔の思い出に変わっていった。

小さいとき、弟がいじめられ困っている時が何度もあった。兄貴として、少し勇気があれば守れていた。なのに、僕は何もできなかった。ただ、見ているしかできなかった。

もっと強くなりたい…そのためには、もっと人としてまずは自分が成長しなければならない。

そう思い、高校時代に生徒会や外部の大きな組織に入って友達にたくさん出会い、生徒会長という地位も手に入れた。なのに、今度は周りを軽蔑している自分がいた。弟を守る想いはいつしか消え、自分を認めて欲しいがためにいつしかなっていた。

今では、弟は僕より大人になっている。きっとダメ兄貴から学んだろう。

(ちくしょ)

また心の中で自分に向かって言った。

隣の弟の部屋から、誰かと楽しそうに話している声が聞こえた。

「(ふぅんっ…)」

今度は、深いため息をついた。

羨ましい。最近彼女と別れたみたいだが、またすぐに新しい彼女をつくるんだろう。

――――――――――――――――――

夜、

真っ暗な部屋でPCから写った顔は、

さみしいカオをしていた。

46 thoughts on “vol.53 “ある日、僕はアンドロイドに出会った”第1章 黒春時代

    1. 스토리를 만드는 것은 자기자신소설에서는 쉽게 만들어 낼 수 있지만, 사람들은 쉽게 알아차리지 못한다.
      이제 남은 1주일 조금 있으면 발표회가네?준비는 다 됐는지 모르겠네잘 되길 바랄게응원하고 있다

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