富士山登山日記 [6章→7章]

2019年8月23日 6 投稿者: syohei

【6章→7章】
自動車まだかな、自動車まだかな

「富士山登山ルート3776」休憩所。確かそう書かれていた。外見は三角で、中はキッチンや寝袋まで整っていた。完璧だ。もしや、ここで一泊できるのではないだろうか。最低でも休憩はしたかった。しかし、
扉を引いたが、動かない。引きか。今度は、引いてみた。開かない。
( ;∀;) なんじゃいw
鍵がかかって、開けられない。
なんでやねんw 仕方なく、諦め、先へ進んだ。 

問題は、お手洗いだった。簡易式のお手洗いboxが付近にたてられていた。

本当は、使いたくなかったが、扉を引いた。

今度は、開いたw

その瞬間、ぷんぷんと中の異臭が鼻の先を刺激した。

やべー( ゚Д゚)

いったん外に出て、体制を立て直した。  

すぅー・・。

息を止め、用を済ませた。

A標高950M付近に到着した。まだ、950Mである。

自動車

🚗

が横を通る度に、
この道は、人が通ると確信できた。
あまりにも、静かすぎて
自動車のエンジンが聞こえると思わず、後ろを振り向いた。
辺りは静まり返っている。
鞄が擦れる音と足がアスファルトから離れていく音、呼吸の音、汗を拭う音、が聞こえた。

自動車の気配に敏感になった。
自然ではない、人工的な音。
「うぉごぉーむぁぉあーん」

大自然から聞こえる音は、気分をあげてくれた。
しかし、長時間まるで、
リピートしたみたいに鳥

🐔

が鳴いている。
「キキキキキキキー、キキイイイキー、キキキキ‥」
また、動画が完成すれば、見ていただけると嬉しいですが、
この鳴き声は、富士山ルート3776では怖くなる。
「キキキキキキキキー、キキキイイイキキー、キキキ‥」

標高700くらいだろうか。
海抜0mの灯台が見える辺りからここまで、かなり歩いてきた。

寂しい。
そう感じたのは、自撮り棒から映る自分の姿を見たときだった。
一人で話す寂しさに、心がぽっかり穴の空いたようだった。

辛い時は、いつも笑う。
昔誰かが言ってた。
僕は、愛想笑いでニッとカメラの先を見た。
なんとも不器用な顔である。

なんちゅう顔しとるんやwwwwwww
相変わらず、荷物は傾いている。これがしょうへいスタイル。

ずっと歩いていると、
左足の靴が右足のくるぶしに当たって
赤くなっていた。

ちくしょっ。
歩き方を変に変え、大げさに歩いた。

ほーほけきょ。
口笛で遠くの仲間を呼ぶように口を細めたが、
誰も返事がなかった。

公式の富士山登山ルート3776には、いくつかのポイントがある。岩や看板、道路の標示で確認
下を向いていれば、発見が遅れたり見逃したりするので、前を向くのがおすすめ。